VPNと専用通信回線の違いを解説します。
MPLS対応のルータを使用し、インターネットとは別に構成されたIP網で、VPNを構成する通信事業者のサービスである。
ISPの閉鎖網(外部に公開されていない通信網)を利用するため安全性は確保されますが、その信頼度はサービス提供者に委ねる形となります。
通信経路は、網内でほかのユーザと共有しているためベストエフォートの傾向にありますが、インターネットVPNのように極端な通信速度の低下はほとんど無いといえます。
また、オプションで帯域保証をしているISPもあります。
VPNに関しての機器の導入・管理をユーザ側で行う必要が無いため、導入や運用保守が容易な点も、IP-VPNの特徴の一つです。
専用線(専用通信回線)は導入コスト及びランニングコストが高価ですが、持続性及び帯域がSLAによって保証されており、安全性を考えると専用線を選択する企業も多くあります。
専用線ではアクセス回線に合わせルータのインターフェースを選択するだけで対向間の接続が可能ですが、インターネットVPNの場合はVPN対応のルータ及び専用機、専用クライアントソフトが必要になります。
管理や運用保守に関してはVPNが不利でありますが、回線コストや自由度ではインターネットVPNが圧倒的に勝っているため、現在は専用線からの移行が多く行われています。
コンピュータ同士でやりとりを行うための取り決めが「プロトコル」です。
ネットワークプロトコル、通信プロトコル、通信手順、通信規約、などの呼び方もあります。
例えば、IPという単語を聞いたことがある方も多いと思いますが、IPはインターネットプロトコル(Internet Protocol)の略です。
TCPはTransmission Control Protocolで、日本語にすると通信を制御する(コントロールする)プロトコルということになります。
プロトコルはよく言語に例えられます。
例えば、日本語と英語では話が通じませんが、両方とも日本語を話したり、両方とも英語を話せば話が通じます。
言い換えると、共通言語があれば話は通じます。
プロトコルとは、機器同士が通じ合えるようにする共通言語です。